ポケモンカードゲームのジムバトルやシティリーグなどイベントにてシャッフルをするときの公式ルールが改定されたのをあなたは知っていますか?
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点よりシャッフルは「セルフシャッフル」を採用していましたが、防止策の緩和に伴いシャッフルのルールが以前のルールに戻りました!
ルール改定後のシャッフルってどうしたらいいの?
詳しく教えて!
こんな疑問にお答えします!
この記事を読んでわかること
- シャッフルの変更点がわかる
- さまざまなシャッフル方法がわかる
- イベント参加時の実際のシャッフルがわかる
この記事を書いた人
shima
- 家族でポケカを楽しむブロガー
- ポケモンカードを7,000枚以上保有
- 対戦イベントジムバトル優勝経験あり
- ポケカチームに所属中
シャッフルを適切に行うことは、試合での不正を疑われずに公正公平に試合を運ぶことに繋がります。
この記事を最後まで読むことで、大会などのイベント時に行うシャッフル方法がわかり、気持ちよく対戦を楽しめます!
実際にジムバトルに参加した私がご紹介します!
コロナ流行時期からポケカを始めた人には馴染みのないルールなので要チェックです!
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令和5年4月1日からシャッフルの方法が変更!
令和5年3月24日にポケモンカードゲーム公式ホームページより、正式にシャッフルの方法の変更のアナウンスがありました。
◎シャッフルについて
昨今、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、セルフシャッフルをお願いしてまいりましたが、フロアルール第7章に基づき、2023年4月1日(土)以降、下記の通り変更いたします。
プレイヤーは、対戦相手が相手のデッキを切った(シャッフルした)後、そのデッキを切りなおす(シャッフルしなおす)こと、またはカットすることができます。
イベントにおける、対戦相手のカードに触れることについて | ポケモンカードゲーム公式ホームページ
そもそも「シャッフル」とは?
「シャッフル」とは「山札を切る」ことです。
対戦準備の段階から、対戦中のカードの効果による「山札を切る」という効果にそって行うことを言います。
シャッフル|対戦準備
対戦準備としては、
複数のシャッフルを利用して十分に山札を切ります。
この時にシャッフルする方法は以下の流れが一般的です。
- ディールシャッフルをする(枚数チェックも兼ねる)
- ヒンズーあるいはファローシャッフルをする
- 相手にカットしてもらい、デッキを所定の場所に置く
2023年8月に行われたポケモンWCSのポケモンカード部門では、対戦前に自身で十分にシャッフルを行い、対戦相手にシャッフル・カットを受けて所定の場所に置く流れがありました。
シャッフル|対戦中
「ポケモンのワザ」や「トレーナーズ(サポートやグッズ)」などの効果で山札を確認した後、シャッフルします。
ヒンズーシャッフルやファローシャッフルを使用し、短時間でシャッフル後に、対戦相手に2つあるいは3つに山をカットしてもらい所定の位置に戻す流れが多いです。
カットする代わりに相手に対して、
合理的な範囲で追加シャッフルを要求することができます。
追加シャッフルの例
・「山札を3つに分けて指定する順番で重ねてください」
・「ストップと言うまでシャッフルをお願いします」
・「山札の上から指定した枚数を山札の下に入れてください」(1〜10枚)
シャッフルする場合は、最後を相手にゆだねることで公正公平にバトルを進めることができます!
シャッフルの種類
シャッフルの種類|ヒンズーシャッフル
最もよく使うシャッフルの方法です。
- 右手に持った山札の上の部分を前方に動かして右手から左手に移し取る。
- 続いて右手に残ったカードの上の部分を左手のカードの上に移し取る。
- これを繰り返し、最終的には全てのカードを左手に移す。
ポピュラーなシャッフル方法で安心感がありますが、カードがある程度まとまって移動するのでカードがよく混ざらないのが欠点です。
シャッフルの種類|ファローシャッフル
ファローシャッフルは別名「横入れ」とも言われます。
- 山札を2つに分ける。
- 二つの山札を横から互い違いになるように差し込む。
ファローシャッフルはスリーブを傷めやすいです。基本的には自身のものだけで行い、相手の山札を行う場合には確認をしてから行いましょう。
シャッフルの種類|ディールシャッフル
「ディールシャッフル」は「パイルシャッフル」や「8切り」とも呼ばれます。
よく行われる「8切り」の場合はカードを8つの山に分けていくように混ぜるシャッフルをいいます。
- カードを各プレイヤーへ1枚ずつ配っていくやり方を、自分の目の前で行うイメージで並べていき、適当な数の山をつくる(6〜10)。
- これをすべてのカードを分けるまで行う。
- 山を作り終えたら、すべての山を順に重ねていく。
非常によく混ざり、カードを傷めにくいシャッフル方法です。しかし、時間がかかることが欠点。
規則的にカードを並べていくことになるため、デッキを混ぜることと同時にデッキの枚数を確認するためにこのシャッフルを行うこともあります。
シャッフルの種類|カット
デッキをいくつか(2~3程度)に分けて積み替えることを、カットと言います。
不正防止のためシャッフルのあとにカットを1回行うことがあります。広い意味ではカットもシャッフルの中に含まれる。
とても簡単なシャッフル方法ですが、カットのみではシャッフルが不十分です。他のシャッフル方法と組み合わせましょう。
シャッフルのあれこれ
ほかにもシャッフル方法はありますが、今回はよく使われる手法をご紹介しました!
対戦準備前のシャッフルとしては、ディールシャッフルのあとにファローシャッフルを数回行う方法がおすすめです。
対戦中のシャッフルはヒンズーシャッフルが主流ですが、状況に合わせてカットなど異なるシャッフルを行いましょう。
シャッフル時の注意点
シャッフルを行うときに注意することがあります。それはシャッフルをするときの動作が時に「積み込み」や「マークド」と判断されることがあることです。
シャッフル時の注意点|積み込み
「積み込み」とは自分に有利になるように、
「カードの順番を変えること」や、「並びの準備をすること」です。
積み込みの例
- 山札を確認した時に偏っているカードを散らすなどしてデッキの順番を入れ替える
例:山札の中の「エネルギー」が2枚続いていたので、1枚を別の場所に差し替えた
- 自身の山札のシャッフル方法を強制する
例:横入れの禁止や相手のシャッフルの要求どおりに行わないなど
シャッフル時の注意点|マークド
「マークド」とはそのカードが裏面でも何のカードなのかわかるようにする行為のことです。
不正(イカサマ)を防ぐ方法
シャッフルを行う時に不正をする悪質なプレイヤーは少なからずいます。自分が不正をされないために、相手が山札をシャッフルする時に以下のことを注意しましょう。
不正を防ぐためのポイント
- シャッフル時にはなるべく相手の手元を見る
- 山札を確認しているときにカードの順番の入れ替えをおこなっていないか
- カードの向きは同じか
- カードに目印はついていないか
明らかに怪しい場合はジャッジに判断を仰ぎましょう!
まとめ
シャッフルは相手に任せ、公正に行うことがベスト!
シャッフルは基本的に相手に任せて山札を切ってもらった方が公正です。
積み込みを行っていないというアピールにもなりますが、適切なシャッフルが行われない場合にはジャッジにも関わってきます。
また、以前のセルフシャッフルよりも時間の短縮ができるため、対戦中の時間切れの予防や思考を割く時間の削減にもなります。
しかし、相手がカードを覗き込みながらシャッフルする行為や、あまりにも乱雑に扱うことで自分のカードを傷める行為などがある場合にはその都度ジャッジに判断を仰ぎましょう。
シャッフルについて詳しく知りたい方には動画もおすすめです!
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